看護師こそ大切なセルフケア

看護師の仕事は、不規則な生活で、体力的にも過酷な場合があります。患者やスタッフ間でのコミュニケーションにおいても、ストレスを感じることは少なくはないでしょう。
ストレスが蓄積されてくると、精神的にイライラしたり不安になり、仕事に自信を失くしたりしがちです。身体的にも睡眠障害や食欲不振など、症状として現われることがあります。行動面でも飲酒や出勤の不規則や仕事でのミスなど、仕事への支障が出てくることがあります。
これらのストレス症状は、適切な対処ができていれば改善されるものです。
対処ができずに蓄積されていくと、症状も重症化してしまうので、自分の状態を把握して上手にストレスと付き合えるように、セルフケアをすることが大切です。

セルフケアの方法は、簡単に行えるものがほとんど。たとえば、友人と食事に行って楽しむことで、日常から離れストレスの発散になります。ちょっと足を伸ばして温泉旅行に行くのも良いですね。自分へのご褒美としてエステやマッサージなどに行くのも、心も体もリラックスできるのでおすすめです。日頃、仕事で我慢している場合は、自分の趣味に没頭するのもストレス発散になりますよ。

このように、セルフケアをして心身の状態を保つことは、看護師としての仕事にも気持ちに余裕を持って向き合えるため、たいへんプラスになります。セルフケアを意識的にコントロールすることで、ストレス対処ができ、結果的にいい看護ケアができる状態になるので、意識的なセルフケアをぜひ心掛けましょう。